株式会社ハタナカ昭和

トップメッセージ

コロナ後の新世界、より強靭な国土形成のために手を携えて

 当グループの創業事業は、先代の畑中光雄が1963年に数人の仲間とスタートさせました河川護岸コンクリートブロック製造販売です。爾来、60年近く「人と自然の調和、安心で快適な暮らし」の実現を目指して、全道各地に製品と生コンクリートの工場を展開、関連して土木建築資材販売業を伸長させてきました。積極的なM&Aにより建設業、採石業、運輸業が加わり、建設関連のあらゆるニーズに対応する「ハタナカグループ」として、北海道経済の発展に貢献してきたと自負しております。

 2009年4月11日午前11時30分、苫小牧東港から一隻の貨物船が出港していきました。船の名は「えびす丸」。積み荷は「日高三岩かんらん岩」約1500トン。行き先は千葉県の君津。古くから室蘭製鉄所には納入しておりましたが、この日が全国展開への船出となりました。大げさにいえば当グループの歴史のページが一枚めくられた瞬間だったと思います。品質と資源量、供給安定性が評価され、現在では遠くは九州まで日本製鉄の全国製鉄所へ納入されています。

 現在、間接的ではありますが、自動車、家電など広く日本経済を支える鉄という基礎材生産の一翼を担っていることは至上の喜びであります。

 近年の気候変動により各地で災害が多発し激甚化が進んでおります。2020年、世界を覆ったコロナ禍を乗り越え、強靭な国土を形成するためにコンクリート、建設関連の一層の充実を図りながら、貴重な天然資源の活用を探っていくことが当グループの務めと考えております。築き上げたネットワークを活かし、創造力に磨きをかけ、社内外あらゆる世代の知恵と力を結集して、激変する時代に即応し、重要な役割を果たし続けて参ります。

ハタナカグループ代表

畑中 修平

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